膝の痛みにお悩みの方へ
膝の痛みの共通点
膝が痛くて歩くことも満足にできない。
膝が痛くて階段の上り下りがつらい。
少し歩くと足が全体に痛くなって休まないといられなくなる。
このように、膝を中心とした足の痛みを訴えられる方は多いです。
膝に痛みがあると、「痛い膝の関節に異常がある」と思われていませんか?
ところが、膝の関節の治療をいくら行っても良くなりません。
膝の関節の治療効果がなく、治療難民となられていた患者さんが最近3名おみえになりました。お話しを伺い、一通りお体を触らせていただいて、3名の患者さんに共通する発見がありました。
それは、膝が痛いと訴えられた3名の患者さんともに『膝にはまったく異常がなかった』のです!
3名の患者さんに共通して悪かったポイントは『臀部(でんぶ=おしりのこと)』でした。
人間は2足歩行だから疲れます
臀部と聞くと、脂肪の塊とイメージされるかもしれません。ところが、臀部とは、股関節を動かすために、大きな筋肉が複数集まっている部分です。大きな筋肉が2足歩行を可能にさせているわけです。他の4つ足の動物に比べて、人の股関節はかなり疲れています。
ところが、股関節の感覚は手や指と違ってかなり鈍いです。
相当疲れていないと、疲れに気が付きません!疲れに気が付けばまだ『ましな方』で、カチカチに硬くなった股関節の筋肉は、上は腰、下は太ももの筋肉を引っ張ってしまうことがあります。
その結果、引っ張られた先で「痛い!」と自覚し、「腰が悪い」とか「膝が悪い」ということになってしまうのです!
原因が分かれば結果はでます
3名の患者さんは、股関節の筋肉をマッサージすることで膝の痛みが改善されました。あなたの、膝の痛み、もしかしたら、別の場所に原因があるかもしれませんね。