立ち上がった際、股関節に走る激痛
ジッとしていると大丈夫、でも動くと痛い!
デスクワークをしている際は何事もなく過ごせても、椅子から立ち上がる際、お尻に激痛が走る。歩くとき体重をかけると股関節に痛みが走るので、まともに歩くこともできない。
というような、動いたときに股関節に痛みが現れる症状についてお話ししましょう。
動いたときに現れる痛みの正体
ジッとしていると感じなくても、動くと痛みが現れる場合、それは筋肉の中に「ちぐはぐな動き」があるからです。筋肉全部が柔らかければ、体は柔軟に動き、まったく問題はありません。
一方、筋肉全部が硬ければ、体は動かないので「ちぐはぐな動き」は発生しません。ということは、動いたときの痛みは感じないのです。例えば、座っているとき、寝ているときなどです。
ところが、柔らかい筋肉と硬い筋肉が同居している場合、筋肉中に「ちぐはぐな動き」が現れます。
そうすると、筋肉は必要以上に引っ張られてしまい、結果として激痛が現れるのです。
筋肉のちぐはぐな動きをなくす方法
激痛の原因になるちぐはぐな動きをなくす方法はとても簡単です。その方法は「動かさなこと」です。
ジッと座っている、寝る、コルセットやサポーターなどで動きを制限すれば、「ちぐはぐな動き」はなくなり激痛は現れません。
ところがこの方法で激痛を回避しようとすると、激痛はいつまで経っても良くなりません。年を取り、体の筋肉がすべて均等に硬くならない限り、ずっと痛いのです。
年を取るまで放置することに我慢ができない、これではよくなったと言えないなどと思われるなら、もう一つだけ筋肉のちぐはぐな動きをなくすことができます。
本当の意味で良くなるとは
ちぐはぐな動きをなくすために、筋肉全部をもう一度柔らかくする事こそ、もう一つの方法です。ちぐはぐな動きをする筋肉には、特徴的な反応があります。筋肉の反応に合わせてマッサージすることができたら、筋肉のちぐはぐな動きは徐々に少なくなり、やがて激痛はなくなっていきます。
マッサージや指圧で痛みがよくなった、という話が多いのは、筋肉のちぐはぐな動きを施術によって消しているからなのです。
あなたの股関節に動いたとき激痛が走るようになったら、どうされますか?