この季節になると決まって体調を崩される方、実は...
秋の夜長に待ち構える『うたた寝』
朝晩の気温もぐっと下がり、日の暮れも早くなってくる秋。夏の疲れもあって、つい『ウトウト』とうたた寝をしてしまいませんか?
最近ではスマホを見ながら横になり、そのまま寝落ち!といった話もよく耳にします。
寝落ち後、寒くなって目を覚ますと深夜でしたとお聞きすると、風邪をひかれないようにお気を付けくださいとなるのですが、今流行のコロナになってしまったりすると一大事ですから本当に怖いものです。
寝落ちしたときの恐怖
体が冷えて免疫が下がり風邪をひく。こういった現象ですと皆さん理解してくださるのですが、ギックリ腰や寝違えなどの体の痛みも寝落ちと大きな関係があるのをご存知でしょうか?たとえば、ソファーに寝転がって寝落ちしたとき、腰が痛くありませんか?
たとえば、机に突っ伏して寝てしまったとき、首が痛くありませんか?
もし身に覚えがあるのでしたら、本当に要注意ですよ!
なぜ寝落ちして痛くなるのか?
実は、体に異常のない方なら寝落ちをされても体は痛くなりません。もし寝落ちして体のどこかが痛くなるのであれば、それは「慢性的に悪くなった筋肉がある」証拠です。
慢性的に悪くなっている筋肉は正常の筋肉に比べて硬くなっており筋肉の柔軟性が奪われてしまっています。
硬くなってしまった筋肉を引き延ばしてもなかなか伸びません。ということは、硬くなった筋肉を引っ張ると、その筋肉には余計な張力がかかることになります。その結果、硬くなった筋肉は周辺の血管を強く圧迫し循環不全を誘発し痛みを発生させるのです。
たとえば、体が沈み込んでしまう柔らかいソファーで腰痛持ちの方が寝落ちをすると、腰にある筋肉の硬い所が引っ張られ周辺の組織を圧迫し、循環が悪くなって痛みが増強します。
あなたを救うのは○○○○しかない!
寝落ちによる体の痛みを予防したいのであれば、お布団の中に移動してもらうしかないです。「それは分かっているけど、コタツが暖かいから、ホットカーペットが暖かいから、動けないんだよね~」とおっしゃるあなた!
その気持ち分かります。
ですが、コタツやホットカーペットの暖かい所で寝落ちされると、もっと危険ですよ!
なぜなら、外部から温められている体は、時間が経つにつれ温められ過ぎてしまい、熱のこもった体内では熱を外に出そうという体を冷やす現象が起こるからです。こうなると、体は冷えてしまい免疫力は低下しますし、血流も悪くなってしまいます。
ギックリ腰と風邪というダブルパンチにならないためにもお気を付けくださいね。