ウッカリつまずいてしまう人は注意です!
あるある話ではすまない話
- 道路を歩いている際、何も見当たらないのに足が何かに引っ掛かったことありませんか?
- 階段を上っている際、足が上がりきっておらず躓いたことありませんか?
えぇ!?そんなバカな!?と思われるかもしれません。
この場合の脳が死んでいるとは、ごく小さい範囲の脳の細胞が梗塞(こうそく:細胞が死んでしまうこと)しているということです。
命に関わるの!?
脳の細胞が死んでいると言っても、ごく小さい範囲のことですので、すぐ命がどうのこうのと言う心配は少ないです。では、どうして脳が死んでしまったのでしょう?
一部の血管が詰まってしまうなど、脳の中で循環が悪くなってしまった場合、その場所の神経が機能低下を起こしたり、死んでしまったりしてしまいます。
命に問題はなかったとしても、脳が一部動いていないわけですから、体には不具合が出てきます。
たとえば、目で見た情報に対して『これだけ足を上げろ』と脳からの信号が出たとします。通常なら問題なく足を上げれる場面も、脳の中で循環が悪くなった場所があるとそこで信号が止まってしまい、足を上げきれず躓いてしまいます。
あなたの脳は大丈夫?
一度でも階段で躓いた経験のある方は、この話を聞くと『自分の脳は大丈夫?』とすごく心配されます。もし、これを読んで心配になられたなら、簡単なテストをお教えしましょう。これを試せば、あなたの脳の状態が分かりますよ。
安全な通路や場所(平であるところ、人通りや車などの往来がないところ)で両目をつぶって真っ直ぐに歩いてみてください。
10メートルほど歩いてから目を開けて実際に『真っ直ぐ歩けていたか?』をチェックしてください。
ここで曲がらずに歩けていれば問題はありません。
でも、もし曲がっていたら?
あなたの脳は一部機能していません。
でも、諦めないでください。
あなたの脳は救われる
もし、検査で曲がってしまった方でも大丈夫です。訓練を繰り返せば、他の脳の細胞によって補正され、真っ直ぐ歩けるようになるからです。
訓練方法も簡単です。両目をつぶったままでも真っ直ぐに歩けるよう、何日も繰り返し行ってください。真っ直ぐ歩けなくても繰り返すことで脳の中で情報が補正され、真っ直ぐに歩けるようになるはずです。
もし、訓練を繰り返してもよくならなかったら?
その場合は『動いている筋肉の方に問題がある』と考えられます。
筋肉中で思うように伸び縮みできない箇所(筋肉の細胞)があるために、階段で躓いたり、目をつぶって真っ直ぐ歩けなかったりするのです。
そういう場合は一度ご相談くださいね。