病院で検査をしても異常が発見されない腹部の痛み
恐怖の痛み
お腹が痛い!あまりにもお腹が痛くて、腰やお尻にまで痛みが広がった!病院で内科、外科、いろいろな検査をしたのだけど、異常が見つからない!?と、いうような不思議な現象。起こりえないようで、実際には起こっています。私も筋肉専門のマッサージをはじめて20年、その間に、この不思議な現象で苦しまれた数名の方々とお会いしました。
先に、結論を言いますと、皆さん回復されました。それも病院の治療ではなく『筋肉専門の施術によって』です。
あまり、皆さんはご存じないようですが、お腹にも筋肉はあります。ここで言うお腹の筋肉とは、でこぼこと見栄えの良い腹筋のことではありませんよ!
あなたもよく知っているお腹の中の筋肉
背骨の前にある『大腰筋』と、骨盤の前にある『腸骨筋』とを合わせて『腸腰筋』といいます。みなさんがよくご存じのお肉でいうなら「ヒレ」の部分に相当します。あと忘れていけないのは、胸とお腹の境目にある『横隔膜』。こちらは筋ではなく膜となっていますが中身はしっかりとした筋肉です。こちらもみなさんがよくご存知のお肉でいうと「ハラミ」の部分に相当します。
腹筋の奥にこういった筋肉があるのです。大腰筋、腸骨筋は『太ももを上にあげたり』『上半身を前に倒したり』『体をピシっと固定させたり』しています。横隔膜は胸とお腹の境で動き『腹式呼吸をする』ときに働いています。
もちろん筋肉ですから、伸びたり、縮んだりします。ときには『痙攣(けいれん)』をすることだってあります。
痙攣は身近な現象
たとえば、横隔膜が痙攣するとどうなるかご存知ですか?その答えは『シャックリ』なんです!軽ければ苦になりませんが、強すぎると息もし辛く苦しいですよね。昔から、シャックリが出たら「息を止めろ」とか「深呼吸をする」とか「飲み物を飲む」などたくさんの対策を耳にされていると思います。
筋肉の痙攣を抑えるのに有効なのは『筋肉を伸ばす』こと。
ということは、シャックリを落ち着かせるのに有効な方法は横隔膜を伸ばすことなんです。ですから、深呼吸も息を止めるも有効ですね。あとは、循環を良くするとよいので、温めたりさすったりすることもいいですね。飲み物を飲む際は45度程度の暖かい飲み物がよいですね。間違っても氷の入った冷たい飲み物はやめましょう!もし飲んだら、ひどくなりますよ。
お腹に起こる原因不明の痛みの正体
大腰筋、腸骨筋が痙攣するとどうなるのでしょう?長距離走をした際に『横っ腹が痛くなった』という経験はありませんか?れこそ、大腰筋、腸骨筋の弱い痙攣です。もし、大腰筋や腸骨筋が強い痙攣を起こしたら!?
その答えは、強力な横っ腹痛!となります。メチャクチャ痛そうですね。ところが、この痙攣の痛み、病院では原因不明で意味不明な痛みなんです。
なぜなら、レントゲン、MRI、CTで筋肉の痙攣は発見できないからです。
検査で分からないことは、原因不明です。でも、患者さんは苦しがっている!?こうなると、病院では痙攣が落ち着くまで検査、検査、検査の連続です。
しばらくして、痙攣が落ち着いて痛みから解放されても、再び、痙攣が始まったとき、その不安はより大きなものとなる事でしょう。
病院で異常がない、と言われたその腹痛、筋肉専門の施術で確かめてみませんか?
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