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五十肩は本当に50歳でなるの？
急に上がらなくなった腕
「以前から違和感はあったものの、まだ動きました。」と、言って肩を動かそうとされるも、ほんの少ししか動かない。
「反対の肩はなんともないんですよ」と言われながらグルグルと腕を回す。
「なんでこんな風になってしまったんでしょうか？」
その質問に答えるために、日常で肩を痛めるキッカケを覚えていないか尋ねてみるも、心当たりはない様子。
「これが五十肩ですか？」
そうですね、立派な五十肩です！
どうして50歳なの？
痛くなったキッカケを覚えていない場合、その痛みの原因は『筋肉中の血行不良によるもの』でしょう。それ以外には『骨や関節内の問題によるもの』もありますが、こちらは整形外科のレントゲンなどの検査で判明しますので病院で治療をしてください。
逆に、病院で異常ナシと言われた場合は筋肉中の血行不良が原因ですのでご安心ください。
筋肉中の血行不良にどうしてなってしまったのでしょうか？
それは、50年もの間、腕が肩にぶら下がっていたからです。
人間の寿命は本来50年と聞いたことはありませんか？
人の体も家電と一緒で『50年以降は体の保証期間が切れる』ということです。
体の使い方やメンテナンスによって不具合や故障が出てくる、そんな中、1本5～6キロほどある腕がぶら下がり続けている肩がどうなっていると思いますか？
もう肩がガタガタの方も見えるのではないでしょうか？
五十肩の仕組み
肩の関節の内部は他の関節と違い、関節の中まで筋肉が入り込んでいます。関節の中に筋肉が入り込む理由は、木に登れるよう肩を大きく動かすため。
そこで、あなたに質問です。
あなたは普段、木に登っていますか？
子どもの頃に登りましたか？え？木登りをしたことがない！？
つまりは、肩を使っていないワケです。
そうなると肩の筋肉は弱ってしぼんでしまいます。
耐久性の落ちた筋肉は保証期間を過ぎた頃に故障してしまうことでしょう！
それが、50歳。
筋肉が弱ってしぼんでしまうと、簡単に循環不全を起こします。
循環不全が起こると、そこへ回ってくる栄養が少なくなるので、そのエリアの細胞にとって大変な事態です。
この大変な事態を『痛み』という信号で頭へ知らせるワケです。
血行不良を解消するために必要な肩の動き
大変な事態を防ぐためにも、血行不良という事態は回避したいですね。そのためには、肩を本来の目的である木登りをさせてあげればいいワケです。
あ、間違わないでください。木に登ってくださいということではなく「木登りをするときの腕の動きをする」ということです。
腕を挙げ、木につかまって体を持ち上げる。
そんなイメージで腕を動かしてもらえればいいでしょうね。
木のてっぺんまで登るイメージで何回か動かしてもらえれば筋肉はしっかり動いています。
肩の筋肉が弱ることはないでしょう。
でも、やり過ぎも注意ですよ！
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