強くて弱い筋肉
筋肉はストレッチするだけでも傷めることが!
驚くべき筋肉の強度!
筋肉が収縮したとき強さ(強度)は一体どのくらいの強さかご存知ですか?筋肉が強く収縮した際の強度はなんと『鉄に匹敵するほど』あるのです。漫画や映画の中で筋肉を緊張させて、刃物や弾などを弾き返し身を守るシーンがありますが、まさにそんなことが可能なくらい筋肉の強さはあるのです。
骨は筋肉より弱い
鉄ほどの強度を発揮できる筋肉はスゴイと思われることでしょう。ところが、筋肉周りの組織はどうなのでしょうか?筋肉は腱や骨にくっついています。腱や骨は硬いというイメージから筋肉よりも丈夫というイメージになっていることと思います。たとえば、骨付きの鶏モモ肉。お肉の部分(筋肉)は食べられますが、骨や関節はもちろん腱の部分は硬くて食べられませんね。
そんな経験から、筋肉よりも骨や腱は硬いと思われていることでしょう。ところが、骨や腱は鉄よりも強度は弱いです。もちろん筋肉とは違い緊張させることもできません。すなわち、もともと決まった強度なのです。
筋肉が緊張し鉄ほどの強度を出したその時、骨や腱が筋肉の緊張に耐え切れず、壊れてしまうのです。
急な運動で骨や関節、腱が壊れるワケは、筋肉へ急激な緊張を与えることで、起こっているのです。
鉄並みの強度でも肉離れ起こるワケ
鉄並みの強度を出す筋肉の緊張ですが、それは筋肉の緊張した面積量(太さ)によって違います。たくさんの筋肉が緊張すれば強度は鉄並みですが、筋肉が伸ばされた状態ですと面積量は少なく(細く)なり強度は弱くなってしまいます。少ない面積量(細い)の場合は強度が弱くなっていますので、強い強度を出している筋肉に負けてしまい、弱い強度の筋肉が切れてしまう(肉離れ)のです。
間違ったストレッチをして肉離れをした話はこういった現象で起きています。また、伸ばされた筋肉は反射として『縮こまろう』ともします。
たとえば、ストレッチ伸している最中に伸びていく筋肉が止まる瞬間を感じたことはありませんか?
このストレッチをして止まる瞬間こそ、『反射が起こって縮こまろうとしている瞬間』なのです。この瞬間、外力などによって筋肉に負荷がかかると、筋肉が切れてしまう『肉離れが発生』してしまうのです。
もし、肉離れが起こりましたら、筋肉専門の施術を行っている先生へご相談くださいね。
筋肉専門の施術を金山駅スグ行っているのはTMBCマッサージ院だけ