運動やスポーツは痛みのもと!?
運動をして体にイイことしている、つもり…が
あなたの運動やスポーツする目的は?
- 寝たきりを予防するため
- 糖尿病を改善するため
- コレステロール値を下げるため
- 足や腰の痛みを改善するため
筋肉を動かし、汗を流し、ストレスを発散し、仲間と交流を深める。
体は引き締まるし、こりもへった。
血液検査も良くなってきているし、自信もついた。
このように注目してみると、いいことずくめのですね。
でも、筋肉を動かすことは、筋肉のエネルギーを消費して動いていることをご存知でしたか?
筋肉が動くと、筋肉の内部に蓄えられていたエネルギーが使われていきます。運動やスポーツをして、しばらくすると筋肉を動かすエネルギーが不足し始めます。エネルギーが不足し始めると、筋肉の動きは徐々に悪くなっていきます。
体を動かし過ぎたとき、思うように体が動かなくなってくることを、あなたも経験的にご存知ではないでしょうか?この時の筋肉はもう運動前の柔らかさはなくなっています。
運動したあと、筋肉は疲労によって硬くなっているのです!
疲労の蓄積で筋肉は硬くなる
10歳代の頃は一晩寝れば、筋肉の疲労は回復していました。20歳代の頃も筋肉痛は出るものも、翌日には回復していました。
でも、30歳代後半から徐々に回復が遅くなってきている…そんな気はしませんでしたか?
そして40歳になると初老です。良く動いた翌日は一日休みたくなりますよね。
それから、50歳になると『走ろう』と思っても思うように足が回らず、バタバタした感じに驚いたりしますね。
60歳になると年々体が老いていく、80歳になると日々体が老いていく…そんな感じがしませんか?
このように体の老いを感じる理由は『年を取るごとに回復力が低下しているから』なんです!
だからこそ、年を取るごとに、回復力を上げるための努力をすれば、老いを感じることはないのです。
回復力を上げるポイント
回復力を上げるためには、運動やスポーツのあと、柔軟体操(ストレッチ)、温浴(入浴、日光浴など)、睡眠、マッサージ(あん摩、指圧など)をシッカリと行う事です。年を取れば取るほど、回復させるための時間は長く必要になります。
10歳代の頃は一晩寝ていただけでも回復していましたが、もう、その頃とは違います。
実際、運動やスポーツをしている時間以上に回復のための時間が必要です。
そうすれば、80歳になっても、ボディービルダーにも、エベレスト登山にもチャレンジできるわけです。
あなたも、運動やスポーツを行った後は、充分な回復を行ってくださいね。