膝の症状:右膝の腫れ(膝に水が溜まる)

- update更新日 : 2024年09月17日
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自営業(工場)を営む70代男性

 【膝の水を抜いてもまた腫れる】

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3ヶ月前から右側の膝の痛みと腫れを自覚する。仕事で高い所に上る、機械の操作で踏ん張るなどの動きをすると膝が痛くなる。また、私生活でも正座やあぐらなど座る姿勢も困難になってくる。

 痛みのある膝は腫れていたため整形外科へ行く。
 整形外科で、膝の関節に水が溜まっていると診断される。
 この日注射により水を抜く(注射器1本分)。

 いったん腫れと痛みは引くものの、根本的な解決にならないと感じ、膝の水を抜かないと聞く整形外科へ病院を変える。
 電気による治療を週1から2回行うが、再び右膝が腫れる。その後、電気治療を繰り返すも、膝の腫れは引かず、結局、水を抜くことになる
 水を抜くことしか治療方法がないと諦めていた際、近所の方からTMBCの話を聞いて来院。
 

【原因は日常の○○に潜んでいた!?】

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初診では、右膝がパンパンに腫れた状態でした。
 膝蓋骨(膝のお皿のこと)の躍動(水が溜まっているときに現れる現象のこと)も見られました。右側の太ももを触ると、筋肉がカチカチになっていました。

 膝の腫れ始めた経緯を伺うと、機械を使った作業をする際、右側の膝に重心をのせ、無理な姿勢で仕事をしていたとのことでした。
 さらに詳しく話を伺うと、この機械、以前は低い所にあったのですが、最近、高い台へ移動させたそうです。
 

【たった2つのアドバイスで腫れなくなりました】

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そこで、腰、お尻、太ももを中心に足全体の筋肉を丁寧に施術しました。
 さらに身体の使い方を正さない限り、膝に水が溜まる可能性が高いことを伝えアドバイスを行いました。(アドバイスの内容は、機械を使った作業では、踏み台などを設置して膝に負担がかからない環境を整えること。)

 2回目の施術では、膝の腫れがかなり減っていました。初診の時と同様の筋肉を60分、丁寧に施術しました。また、アドバイスとして入浴を勧めました。
 一ヵ月後、ご本人から「全く膝が腫れなくなりました、ありがとうございます」と喜びのお電話をいただきました。