ストレッチをしてもスッキリしない理由

ストレッチをすると筋肉は硬くなる!

コロナ自粛であまり体を動かしていないため、ご自宅でもできるストレッチをされていませんか?
ストレッチの目的をお聞きすると「体を柔らかくするため」とか「循環を良くするため」とか言われますが、あなたはいかがですか?

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一番よく聞く話は硬くなっている筋肉をストレッチします、という話。
でも、そのストレッチ待ってください!
一歩間違えると、筋肉が硬くなってしまいますよ。

硬くなった筋肉は伸びない

自分の意識とは無関係に固まってしまった筋肉は、簡単には伸びません。
硬いものを引っ張れば、余分な圧力が骨の方へとかかり、骨と硬くなった筋肉に挟まれた部位は血管を圧迫され血液の通りが悪くなってしまいます。
そうなると、血行不良による炎症が発生し、痛みが増強してしまうことでしょう。
例えば、この現象が原因で起こる症状で有名なのが『寝違え』です。

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すごく凝っている首や肩をストレッチをかけて眠ってしまい、朝方、気が付くと硬い筋肉と骨に挟まれた部位の血行不良が深刻化し痛みが増強。その結果、首が回らないというのが寝違えなのです。

炎症が起こると筋肉は硬くなる

痛みを感じると、筋肉はより緊張してしまいます。
それは痛みから逃れるための反射ですから、自分の意思では柔らかくできません。
という事は、ストレッチを行い、循環不全により炎症を起こした場合、筋肉はより硬くなってしまうという事です。
こうなると、筋肉はより循環不全を深刻化させてしまいますから、痛みが拡大したり、痛みが強くなったりするのです。

硬い筋肉には循環を良くする方がいい

炎症が筋肉を硬くする要因ならば、炎症のきっかけとなった血行不良を改善すればよいのです。
そのために有効なのが、入浴。

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湯治(とうじ)とは昔からよく聞きますね。
それ以外にも血行を改善する方法はリラックスできるあん摩や指圧、マッサージです。
こちらも昔から伝わってきた手技ですね。

コロナ自粛中に体の硬さを自覚されたのなら、金山にあります筋肉専門のマッサージ院まで。
筋肉内の血液循環をあなたに合わせて整える療法 TMBCマッサージ院